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学校長ブログ
いよいよ本日帰国です。関空で解散式をするスペースがないため、朝食の時間に実施しました。私からの旅行の総括の後、お世話になった旅行社の方々、看護師さんとカメラマンさんにお礼の拍手をしました
今回、参加した全員が旅行を楽しんでくれたことと思います。楽しいというのは大事な事ですが、修学旅行ですので「どのような学びがあったか」「どのように成長できたか」も、大変重要です。また普段の学校の授業の観点から、例えば社会だと「日本とオーストラリアの文化や習慣の違い」「オーストラリアの歴史や原住民であるアボリジニについての理解」、理科だと「動植物の違い」「北半球と南半球で見られる星の違い」、英語であれば言うまでもなく「今までに学んだ英語でコミュニケーションがとれたか」等を後で確認してもらいたいと思います。
特にこの旅行の一番の目的である国際交流においては、ファームステイやB&Sプログラム、大学訪問などで、たくさん英語を話す機会がありました。思ったように話せた人もいれば、全然話せなかったという人もいるかと思います。でも、間違いなく皆んなドキドキしながらも自分の気持ちが通じるように一生懸命話し、そうして英語が通じた喜びと国際交流の醍醐味を経験してくれたものと思います。まさに14歳、15歳の冒険だったことでしょう。これがきっかけとなって、さらに英語を頑張りたいとか、将来は海外の大学に進学したいというふうに思ってもらえたらうれしいです。
本校の将来像には、グローバルシチズンという言葉がありますが、日本語に訳すと「地球市民」となります。これは単に外国語が話せる人材かではなく、狭い日本ではなく、世界という高い視座で物事を考える事ができる人を意味します。本校は海外に5校の姉妹校があり、毎月平均で2回ほど姉妹校を含む海外の学校の訪問があり、海外からの留学生も2人、ネイティブの先生は3人います。さらに中高共に英語を特訓する多くのプログラムがあります。今回の旅行をきっかけに、将来グローバルシチズンとなるべく、成長してもらえると大変うれしく思います。
日曜日の夜の出発時には、大変多くの保護者の方々に見送りに来て頂きました。旅行の間もいろいろと心配された事と思います。おかげで小さなトラブルはいくつかありましたが、大きな事故やケガ、病気なく、無事に帰国できました。これもひとえにご支援頂いた保護者様のおかげです。ありがとうございました!
帰国後は、本当にたくさんの土産話があると思いますので、ぜひたくさん質問して頂けましたら幸いです。