学校長ブログ

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新年のご挨拶 

明けましておめでとうございます。
令和7年、西暦では2025年がスタートしました。生徒、保護者、教職員、卒業生の皆さま、今年もどうぞよろしくお願いします。

今年の干支は蛇。干支の中で唯一の爬虫類。執念深い動物というイメージも手伝って、ヘビが嫌いという人も多いかと思います。その一方で、恩を忘れずに返す動物とも言われ、中国の隋の王が救った蛇が、「夢に現れて財宝を捧げていった」という話があり、古くから豊穣神・天候神として信仰の対象とされてきました。 脱皮をするヘビは「復活と再生」を連想し、不老長寿や強い生命力につながる縁起のいい動物と考えられています。

昨年は元日より能登半島の地震があり、能登はさらに水害にまで見舞われました。本校の生徒たちもチャリティーコンサートや募金を実施したり、現地でのボランティアにも協力しました。今年は干支の蛇にちなんで、「復活と再生」の年になってもらいたいものです。

また、今年は高校2年生に「グローバル探究コース」という新しいコースが始まります。このコースでは、英語を話せる事はもちろんですが、これからの世の中で、また海外でも通用する思考力、コミュニケーション能力、行動力を育成します。そのため、英語はCLILという新しい授業法を取り入れ、中国語も学ぶことになっています。さらに模擬国連をやったり、バリ島の社会企業家の下で実践的行動力やコミュニケーション力を育成するMogという修学旅行も実施します。すでにほぼひとクラスの編成ができているようですが、次の学年も続いてもらいたいと思います。

昨年は姉妹校も含み、海外から9校の訪問がありました。コロナ後、どんどんと海外との交流が増えてきました。今年は中学校の修学旅行の行き先がオーストラリアのケアンズに変わり、高校もハワイ、バリ島へと変わり、それぞれ科学研究交流、PBLと目的志向の旅行になります。グローバル教育や国際交流の良いところは視座が高まり、人生にちゃんと向き合えるようになるかことかなと思います。今年一年、生徒の皆さんも学校も大きく成長することを願っています。

写真は、私が住んでいる、京都府八幡市の岩清水八幡宮です。ラグビーの必勝祈願も兼ねて初詣に行ってきました。