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学校長ブログ
中国の安康市から招待があり、本校の生徒と教員、計10名が今年の夏休みに訪問していました。この度、その安康市から金色の蚕が送られてきました。
安康市石泉県は「金カイコの故郷」とも呼ばれ、古くから北西地域の重要な養蚕地となっており、現在も養蚕業の発展に大いに力を入れています。そのため、シルクロードはここから始まったとして、現在は「一帯一路」のイニシアティブをとり、「金カイコの故郷、シルクロードの源」のブランド作りを通じて引き続き養蚕業を拡大・強化されています。そういったこともあり、送られたようですが、実は金の蚕は「鎏金銅蚕(りゅうきんどうさん)」と呼ばれ、中国漢代(紀元前202年~紀元220年)に作られた珍しい文化財です。1984年に中国の陝西省安康市石泉県で発見されました。金箔で覆われ、リアルな蚕の形状と動きを表現していますが、同時にシルクロードの象徴であり、養蚕業の繁栄を象徴しているとのことです。
大変立派な箱に入って送られてきましたが、本校との今後の交流を祈念してということです。お礼の手紙と一緒に本校も記念の品をお送りしたいと思います。