学校長ブログ

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能登半島震災復興ボランティア活動

11月16日(土)にニューオータニ東京で開催された、学園校友会の全国支部交歓会終了後は、パーカーとジーンズに着替えて、バスタ新宿へ向かいました。実はこの16日、17日の土日で本校生44名が能登に震災復興のボランティアに来ており、日曜日には私も合流する予定になっているので、能登へ向かう夜行バスに乗るためです。新宿を夜10時に出発し、宿泊地の和倉温泉には朝7時10分に到着予定です。20年ぶりくらいに乗る夜行バスは、最新式ではあるものの、騒音と振動で、予想していた通り全く眠れず、眠いまま能登に到着しました。

和倉温泉と言えば有名な加賀屋をはじめ、ほとんどの温泉宿はまだ再開してないそうで、生徒が宿泊している「のと楽」は比較的被害が少なく真っ先に再開したとの事です。ここで生徒たちと合流し一緒に朝食を食べました。生徒たちは土曜日は輪島で3か所に分かれて避難所でのボランティアで、避難所の清掃や支援物資の仕分けなどを行ったそうです。事前に写真で見せてもらった輪島は地震の時に潰れてしまった家屋がそのままになっていたり、道路や電柱など歪んだままの所も多く、地震の深刻さを物語っていました。

私が合流した日曜日は羽咋の海岸の清掃活動を行いました。荷物を置かせて頂いた公民館で町内会長さんに地震の時のことをお話して頂き、その後清掃を行う海岸へ行きました。実は日曜日の天気予報は雨100%でしたが、雨はほぼ降らずなんとか用意した雨具を使うことなく、午前中の無事清掃活動を遂行できました。今回も「晴れ男」ぶりを発揮してしまいました。(笑)

羽咋海岸は地震と水害の被害で大変多くのゴミが溜まっていたそうですが、かなりの部分のごみは撤去されていました。しかし、今回作業を行った場所はまだ片づけられておらず、多くのゴミが溜まったままでした。作業を終えた後、海岸で記念の集合写真を撮り、昼食を摂り、海岸を車が通る事ができる大変珍しい「なぎさドライブウェー」を実際に走った後一路大阪へと向かいました。なかなかにハードでしたが普段接する事ができない生徒たちとも語らう事ができて、大変有意義な2日間でした。

16日(土)の活動

17日(日)の活動