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学校長ブログ
11月10日
今年から後援会の研修旅行は、広島国際大学1泊研修と日帰り研修の年と、日帰り研修を2回の年とを交互にする事になり、今年は初めて日帰り研修を2回実施しました。1学期は滋賀方面に行きましたが、今回は神戸方面。午前中は灘五郷めぐり、お昼の懇親会を挟んで午後は阪神淡路大震災記念 人と防災センターを訪問しました。私自身、どちらも初めて訪問する場所です。
灘五郷は阪神間の、灘の酒蔵で神戸市灘区、東灘区、西宮市に渡る海岸沿いの「西郷」、「御影郷」、「魚崎郷」、「西宮郷」、「今津郷」の5つのエリアの総称です。酒蔵では非売品の原酒など、美味しい日本酒の試飲もすることができます。お酒が好きな方は、今回非常に楽しみにされていたようです。酒蔵はたくさんあるのですが、今回は、白鶴、沢の鶴と菊正宗というどれも大変有名な日本酒の酒蔵を訪問してきました。どこの酒蔵も、丁寧な説明と共に日本酒を製造する過程や昔の道具などが展示されていました。展示を見た後はお酒の試飲ですが、私はあまり強くないのですが、日本酒と梅酒やゆず酒が大変美味しくて、結局全部試飲してしまいお昼の懇親会の席では赤い顔で挨拶をすることになりました。(笑)
ホテルプラザ神戸での懇親会を挟んで午後は、阪神淡路大震災記念 人と防災センターの訪問です。最初に30分ほど語り部さんの講演があり、その後に最上階のシアターで地震が起こった時の様子が7分間の映像を見ました。音と映像がすごい迫力で、家やビルが壊れていく様子、伊丹駅や阪神高速の高架が崩れていく様子がCGで大変リアルに再現されており、この時五千人以上の尊い命が失われたと思うと自然に涙がこみ上げてきました。さらに、その後の復興の様子の映画も併せて、どちらも心にぐっと押し寄せて来るものがあり、誰もが一度は来た方が良い場所だと思いました。
今回お酒を飲んだ後の人と防災センターだったので、順番が逆の方が良かったかなと思いましたが、どちらにしても大変インパクトのあるもので勉強になりました。保護者の方々も親睦を深めて頂くとともに学ばれたことも多かったかなと思います。来年は1学期に広島国際大に行きますが、そちらも楽しみです。