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学校長ブログ
10月5日(土)
ゲストに東京学芸大学の松山康成氏をお迎えして、「前向きな子育てを実現するポジティブ行動支援」という演題でお話して頂きました。
ポジティブ行動支援とはまだ聞きなれない言葉かもしれませんが、「叱る」というネガティブな指導よりも「褒める」というポジティブな支援を多くして、結果的に叱らなければならない部分を減らしましょうという新しい指導法です。実は今年度の教職員研修会ですでに研修を受けていたので、私自身にとっても基礎的な部分の復習となりました。
教師も親も今までは、「子どもたちのできないこと」を注意する指導が中心でした。その結果、世界に比べて日本の子供たちは極端に自己肯定感、自己効力感、社会参画度が低くなるという結果になっていました。それを「子どもたちができるように教え支え励ます」というように視点を変える事によって結果が大きく変わっています。最近、スポーツにおいても国際試合でプレッシャーなく、すばらしい結果を出している日本人選手が多くみられますが、このようなポジティブな支援の賜物です。すばらしい講演の続きをもう一度聞きたいという方も多くおられたので、近いうちにまた続きの講演をして頂きたいと思っています。
参加して頂いた保護者の皆さま、ありがとうございました。