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学校長ブログ
今年度1回目の研修会では、今年度から行っているIR(各種教育データを活用した学校運営)について学びましたが、第2回では東京学芸大学の松山康成先生をお招きして、「ポジティブ行動支援」についてお話して頂きました。
ポジティブ行動支援とは、生徒たちのできていないことではなく、できていることに着目し、望ましくない行動を「罰則や叱責」で減らすのではなく、望ましい行動を「称賛や承認」で増やし、結果的に望ましくない行動を減らす支援の事で、全国の進学校や先進校で、積極的に取り入れられている手法です。この指導法により、生徒たちは「承認欲求」を満たされ、自己肯定感が上がり、結果的に不登校も減少します。大人になっても「罰則や叱責」ばかりで社員たちが怒りであふれている会社は行きたくないですよね。これは子供たちも同様。しかし、言うは易し、行うは難し。まずは、我々教員が意識を変えて支援マインドにならないといけません。