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学校長ブログ
実は私は学外でも教育活動をしておりますが、その一つがこの教育メタバース研究会です。
2022年の年頭に、メタバースという概念を知り、おそらく近いうちに教育の分野でも大事になってくると思い、自分自身が勉強したいのでこの会を立ち上げました。
メタバースやVR、ARなどを使って教育実践をされている全国の方々に、毎回3名ほど実践の発表をして頂いています。メタバースには、Mozilla Hubs(モジラーハブ)やspatial(スペーシャル)、DOOR(ドア)など、いくつかの人気のあるプラットフォームがありますが、私たちの研究会ではCluster(クラスター)のレクチャーホールを使用しています。無料で使えるのでとても便利です。
前回の第5回のバーチャルミーティングでは、クラスターの加藤CEOに登壇して頂き、100人を超えるオーディエンスの前で、クラスターが教育分野にどう貢献しようとしているのかを熱く語って頂きました。今回は、東京の高校生による 「行政架空都市プロジェクト和府市」の発表のほか、愛知県の中学校の先生による 「中学社会科・地理でDOORを使って地形を体感!」 鳥取県の高校の先生による 「clusterで授業をしてみた。」など、大変充実した会となりました。最後は顧問の大阪工業大学矢野先生のコメントを頂いて締めくくりです。
二人の教員の実践もすばらしいものでしたが、高校生がこれだけの規模のメタバースを作り上げ、政治にもチャレンジしている姿に大変感銘を受けました。実は、本校生も現在メタバース上に常翔学園を構築しているので実践発表をしてもらいたいなと思っています。