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学校長ブログ
12月30日
花園ラグビー場からの帰り道、大阪駅を歩いていると、「常翔の校長先生ではありませんか?」と、40歳前後の見知らぬ男性から声をかけられました。お隣には中学1年生の女の子がいらっしゃいました。お話を伺うと、本校の生徒とその保護者の方でした。このように保護者の方に声をかけられること自体は決して珍しいわけではありません。
そのお父さまは、次のように話してくださいました。「今年の入学式で、テレビドラマ『御上先生』の話をされて、『教育改革がなかなか進まなくてごめんなさい』とおっしゃっていましたよね。実は私、あのお話を聞いて感動して泣いてしまったんです。校長先生のお話で涙が出たのは、あれが初めてでした……。」
正直なところ、胸が熱くなりました。「伝わるときには、きちんと伝わるものなのだな」と、改めて感じさせられる出来事でした。
入学式や卒業式、始業式・終業式での校長講話については、毎回「何を、どのように伝えるべきか」を考え、半年前頃から少しずつ準備を始めています。とはいえ、話す側としては手応えが分からないことも多く、不安を抱えながら当日を迎えるのが正直なところです。そのような中で、ここまで心に届いたと直接言葉にしていただけたことは、教師として、そして教育に携わる者として、これ以上ない喜びでした。むしろ、こちらからお礼を申し上げたい気持ちです。
決して自慢したいから書いた訳ではなく、この温かな気持ちを、日頃からつながっている生徒や保護者の皆さまと分かち合いたくて、ブログに書かせていただきました。
来年も、皆さまにとって良い一年となりますように。(写真は年末に家族で訪れた吉野の風景です)
