学校長ブログ

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生徒支援研修会

8月22日

いよいよ2学期も始まる直前ですが、大変良いタイミングで生徒支援研修会を開催できました。今回の講師の先生は、週に一度本校にお越し頂いている増田乃美先生です。先生は、一般社団法人日本教育メソッドの研究機構の認定教育コミュニケーショントレーナーとしてご活躍されいますが、昨年より「対話型組織クリエーター」として本校にお越し頂いています。校内のいろんな先生と話をして頂き、校内を活性化し、対話をすることによって自律的に活動できる組織を作るお手伝いをして頂いています。同時に、いろいろな課題を抱え悩まれている先生方にアドバイスを与えてもらったり、校内のいろんな取り組みや行事の改善のアドバイスを頂いたり、時には生徒たちにも良い声掛けをして頂いています。

今回は、「生徒支援のまなざし~自分の見方に気づく六十分~」というタイトルでの講演でした。人は「自分が見たいように」物事を見ます。見方が関りを決めます。なので、生徒を一方向からではなく、いろんな面から見て、子どもたちの「使えていない面」を引き出し、「不要な面」を取り除くことが生徒支援となる、といった内容でした。そのためには私たちの普段のBelief(思い込み)を客観的に捉えなおさないといけません。その上で、「傾聴」「承認」といったカウンセリングの基本を学びました。

始業式では、子どもたちが久しぶりに登校し、クラスメートに会います。また久しぶりの授業では課題の提出があったり、試験があったりします。大事なのは、久しぶりに登校して「やっぱり学校って楽しい」「友だちと会えて良かった」と感じてくれるような環境を作る事が教師の役割の一つになります。