学校長ブログ

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第2回CeM(Challenging Educators Meeting)

6月21日(土)にグランキューブで第2回CeM(Challenging Educators Meeting)を開催しました。私は本校外でもいくつかの研究会に入っていますが、CeMは私自身が主催しているものです。既存の教育の限界を打破して新しい教育を考える教育イベントであり、毎回テーマを変え2ヶ月に一度開催しています。スタッフは私を含めて10人弱で対談やシンポジウム、ワークショップ形式で開催する予定です。第1回は4月に梅田で開催し、「学校改革」をテーマに私と香里ヌヴェール学院の池田校長で対談をしました。

今回は「Beyond English 激動の時代のグローバル教育」と題して、大阪府内の私学2校で英語教育のトップランナーとして活躍されているお二人の教員と、まさにグローバル企業であるGoogleの人事部で活躍されている方を迎え、枚方市の教育委員会で活躍されている山城さんがファシリを担当され、女性4名がグローバル教育について語るというイベントでした。

お二人の先生方からは、英語教育に止まらず、グローバル教育はどうあるべきか、また現在の英語教育やグローバル教育の違和感を語って頂きました。「国際交流の目的は感情の共有」「グローバル教育は形骸化しやすく何のために行うのか、目的を明確にすることが大事」「現場の教員が学校を変える。私学でできて公立でできない事はない。教科をまたいでプロジェクトを作るには同僚性が大事。」といった大変参考になる意見がたくさん出ました。また、「Googleなどのグローバル企業は大学名で採用することはない。グローバルシチズンシップや卓越したデータマネジメントスキルがあるとか、どういうスキルセットを持っているかが大事」という貴重なコメントが多く出て、手前味噌ですが、久しぶりに聞き応えのあるイベントでした!