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学校長ブログ
1月24日
この日はテンプル大学Japan京都校の開校式に招待して頂き、進路指導部長と共に参加してきました。テンプル大学日本校自体は東京の世田谷に40年前からあったのですが、最近のインバウンド事情も手伝い京都校が開校されました。場所は、京都の聖母女学院の校内です。ここには聖母学院の幼稚園から短大までが設置されていたのですが、短大は10年以上前から募集停止になっているので、土地の有効利用という事にもなります。実は私の娘が14年間通った学校でもあり、私も何度も行った事があるので、大変懐かしく感じました。
テンプル大学はアメリカのフィラデルフィアにある名門校で、日本校では日本人と外国人と両方が一緒に学びます。ご存知かと思いますが、アメリカの大学の学費は私学だと日本円で年間500~600万円くらいかかりますが、さらに円安が加わり日本の一般家庭ではなかなか手が届かなくなりました。本学に行くのはハードルが高すぎますけど、ここは4年間で700万円程度と、日本の私学より少し高いくらいです。アメリカまで行かなくても日本で留学できる時代となりました。円安に苦しむ日本の若者にとっては朗報です。本校は今年の4月から高校にグローバル探究コースを新設しますが、このような選択肢も視野に入れておく必要があります。
ここ数年、海外の老舗ボーディングスクールのブームがありましたが、今度は大学かもしれません。開校式の会場では、普段仲良くさせて頂いている他校の先生方にたくさんお会いし、情報交換もできて、楽しかったです。