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常翔学園高等学校
10/8(火) 朝昼兼用の食事(ホテルのビュッフェ)を摂ったあと、12時頃にホテルを出発し、各選択コース別の体験を行いました。

Aコース「マングローブの苗づくり・植樹を通して考える」ではマングローブ林に向かい、マングローブの植樹や、カヌーでの稚魚放流を行いました。
Bコース「バリの奥地で伝統的な農作業体験から学ぶ持続可能性」では、美しい棚田で有名なウブドエリアの農村に出向いて、機械に頼らない伝統的な農法体験として水牛を使った農耕や、手作業での田植え体験、ココナッツツリーアトラクションを行いました。
Cコース「バリヒンドゥー教の伝統衣装着用を通して文化の継承を考える」では、伝統文化を重んじるバリヒンドゥー教のお祈りに使う正装を実際に着て、タマンアユン寺院訪問や文化交流を行いました。女性はクパヤというブラウス、サロンという腰布、スレンダンという腰ひもを付けます。男性はサファリシャツというシャツに、サロン、スレンダンを付け、さらにサブッという腰布を巻きます。
Dコース「毎日のお供え物づくり体験を通してバリ人のライフスタイルの変化を考える」バリではチャナンというお供え物を毎朝手作りして神様に捧げます。バリ島独自で発達したバリ・ヒンドゥー教について現地の方の自宅でバリ島での生活についてのお話を聞き、現地の人々の行動についての知見を深めました。そして実際にお供え物づくりを体験することで、バリの日常の信仰生活、お供え物の意味や信仰心について理解を深めました。
Eコース「伝統的なお菓子づくり」では、ジャジャンバリと呼ばれる伝統的なお菓子を作る過程で、現地の方とのコミュニケーションをとりながら、バリ島の食生活や食文化、また最近の趣向や流行の変化についても現地の人と意見を交わすことができました。
Fコース「SDGs 最先端」では、環境教育の先駆けとして知られるグリーンスクールに参加し、世界中から集まった子どもたちとの交流、自給自足の学び、そしてこのグリーンスクールのコンセプトに共感した海外の多くの投資家からの寄付が多くされており、革新的な教育の一端を見ることができました。
各コースにより時刻などが異なりますが、多くはICONバリモールというショッピングモールに寄ってから、全コースとも香港ガーデンというところに到着して、「日本とバリ~ツーリズムの観点より~」という講演を聞いたのち、夕食を摂りました。インドネシア風焼きそばの「ミーゴレン」というのがおいしかったです。

夕食後は約30分ほどのバス移動で20時半頃にホテルに到着し、各部屋ごとに入浴・就寝しました。