【吹奏楽部】全国高校野球選手権大会開会式

　先日8月6日に全国高校野球選手権大会開会式が行われました。この「高校野球１００年」の開会式で入場行進曲などを演奏するのが、大阪府吹奏楽連盟高校選抜吹奏楽団です。
　このたび常翔学園高校からはオーディションに合格したホルン担当、2年10組の坂本結衣さんが出演しました。（オーディション合格報告は【こちら】）

　開会式当日は強い日差しこそなかったもののとても蒸し暑く、約150名の選抜吹奏楽団でありながら体調不良者が出なかったことが不思議なぐらいの気候でした。
　７時３０分から練習の後、９時の淀川工科高校吹奏楽部のファンファーレを合図にまずは選抜吹奏楽団がライトポール際から演奏行進しながら３塁側ベンチ前へと進み、その後４７都道府県から出場するチームの入場行進曲の演奏を行いました。そして、君が代・大会歌「栄冠は君に輝く」・優勝旗変返還時のＢＧＭ（得賞歌)を演奏し、無事開会式終了となりました。

　なかなか甲子園のグラウンドに立つという機会はないので、とても貴重な体験となりました。そして、他校吹奏楽部の部員とも音楽を通した仲間づくりができ、すばらしい思い出となったと思います。

また、朝日新聞社と日本高野連はこの開会式に、東日本大震災で被災した東北３県から吹奏楽部員を招いています。岩手の県立久慈工業・宮城の石巻好文館・福島の県立相馬東の吹奏楽部の高校生６人と一緒に球児へのエールを奏でました。

　天候による延期がなく予定どおり大会が進めば２０日に閉会式が行われ、そのときにも高校選抜吹奏楽団が演奏することとなります。

　来年は大阪府中学校選抜吹奏楽団が結成され、この「甲子園担当」は兵庫県西宮市高校選抜吹奏楽団となります。大阪府担当となるのは再来年となるので、その時は一人でも多くの部員が常翔学園からセレクトされ、甲子園の土を踏んでほしいと思います。