【一貫コース３年】校外学習「淀川20kmウォーキング」

　先日、一貫コース高校３年生は校外学習として「淀川河川敷20ｋｍウォーキング」を実施しました。

　8:30に京阪樟葉駅を出発し、30℃まで気温が上がると想定されているなか、意外にも涼しげな風を感じながら河川敷を下流に向かって歩きました。第１休憩ポイントとなる枚方大橋には10:00ごろに到着し、休憩と水分補給をしました。元気な男子生徒は近辺の芝生スペースでサッカーなどの運動もしていました。

　そこからさらに下流へ歩くこと1時間30分。陽も高くなったところで第２休憩ポイントの鳥飼大橋に到着。少し疲れも見られましたが元気な生徒は間もなくゴールに向けて出発しました。このあたりから先頭グループと最後尾までの差が広がり始めましたが、それぞれが自分のペースで完歩に向けて一歩一歩前へと足を踏み出していました。

　そして先頭集団は13:00ごろ学校前河川敷グラウンドに到着。そこには当日学校待機係となっていた北尾校長、禅定・田代教頭をはじめ多くの先生方が記念横断幕を持って出迎えてくださいました。そこから遅れること約40分、見事全員が20キロを完歩しました。先頭でゴールした生徒も温かい拍手で後続の生徒を迎え、実に心温まるムードのなか、校外学習を終えることが出来ました。

　

最後に全員でジュースの乾杯をし、充実感に満たされて解散となりました。

　この企画が発表されたときは生徒から不満・不安の声も多少挙がりましたが、いざ歩き始めるとクラスの枠を越えて各々が本当に楽しそうに、まさに山を登るハイキングのように音楽を流しながら（イヤホンではなく）、また談笑しながら歩いていました。中学のときの修学旅行の思い出話、直後に迎えた入試・進路の話、その他たわいもない会話をしながらこの常翔生活６年間の最後の校外行事（体育祭を除く）を満喫していました。その姿からは一貫1期生の成長をはっきり感じ取ることができました。

　まさに一貫1期生に相応しい校外学習となりました。数年後、同窓会を開いたときに「あの最後の校外学習、しんどかったなー！」という思い出話、笑い話になればと担任団一同近い将来を楽しみにしています。

　いよいよ卒業に向けてラストスパートにさしかかろうとしています。卒業までには入試という高い壁も待っていますが、今回のウォーキングをみんなで達成できたのと同様、きっと入試もみんなで乗り越えてくれると信じています。

　暑いなか応援に駆けつけてくださいました保護者の皆さま、関係の先生方本当にありがとうございました。