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「薬剤師の仕事」に関する講演を聴きました

6月2日(水)に本校薬学医療系進学コース1年生から3年生108名を対象に、「薬剤師の仕事についてのお話」と題して、講演を聴きました。
講師は三星製薬株式会社の開発部部長をされております奈良県薬剤師会所属の方で
はじめに、薬剤師の仕事について、製薬企業や病院だけでなく、行政や教育機関など幅広く活躍できる場所があること、薬科大学の卒業生の進路のデータとともに、大学が4年制から6年制になり、どのような変化が生じるのかなどについてお話を聴きました。これまで薬剤師は「薬局で処方箋にしたがって調剤をする」程度に思っていた生徒も、これからは「医者の片腕として、患者の健康を守る仕事」であり、重要性は増しているということを理解しました。
次に、三星製薬の紹介と、仕事の内容を具体的に話をされました。海外に出張される機会も多く、また数々の研究を進める中で、原料となる動植物が、ワシントン条約で保護されているものだと輸入が困難になることなどから、医薬品業界として、動植物の保護も考慮しながら医薬品の品質の確保に努めなければならないことを教えて下さいました。
 薬学・医療系進学コースの生徒たちにとって、薬剤師として第一線で活躍されている先生の話はとても興味をひくものであり、生徒たちにとっても進路意識の向上につながる有意義な時間を過ごせました。(写真①②)



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