【ソフトテニス部】 春季大会結果報告・近畿大会日程報告

更新が滞ってしまい申し訳ありません。

5月末から6月上旬にかけて、ソフトテニス春季大会中央大会が実施されました。
今大会は個人戦団体戦とあり、上位チームは近畿大会、インターハイにつながる大会です。本校からは男子個人戦4ペア、女子個人戦1ペア。男女団体戦に出場しました。

 
 男子個人戦では予選が敗者復活で勝ち上がったということもあり、早々にシード校と対戦することになりました。初の中央大会と緊張する部員もいて、思い通りの結果を残すことができませんでした。女子個人では予選で1位通過だったため、比較的勝ち上がりやすいところにエントリーされました。1回戦を順調に勝ち上がり、2回戦、四天王寺高校と対戦しました。技術面では本校の選手のほうが上回っていましたが、強豪校の安定感や勝負強さに押され、大事なポイントでミスが目立ち引きずってしまう場面が見られ敗退してしまいました。
残念ながら個人戦では男女ともに近畿大会出場を決めることができませんでした。

 
 団体戦は、男子が先に実施されました。1回戦はプレッシャーの中、ミスを引きずる場面が見られ、思うような力を出すことができませんでした。しかしながら、総合力で勝っていた分、無事2-1で勝ち上がることができました。2回戦は8シードである、明星高校が相手でした。シード校ということもあり、1球1球の重みが全く違い、頑張って抵抗し、先制するものの、徐々に力で押し負け、最終的には1-2で敗退し、近畿大会の出場を決めることができませんでした。しかしながら、この代では数年間中央大会に上がれなかった本校を、安定して中央大会に進出できる学校に成長させてくれたので、本当によく頑張ってくれたと思います。
 
 後日、女子の団体戦が実施されました。シード校である生野高校と対戦しましたが、1番目に出場したペアが自分たちの力をしっかりと発揮し、勝利をおさめ、2番手こそ負けてしまいましたが、3番目に出場したペアが緊張の中、思い切りラケットを振って相手を押し切り、シード校を撃破することができました。ベスト8をかけた戦いでは同じグループの汎愛高校と対戦。個人戦では本校が勝利を収めることができました。団体戦では1本目は無事勝つことができたものの、経験値の差で安定感のあった汎愛高校に2、3本目が負けてしまい1-2で敗退。しかしながら、敗者復活戦で牧野高校を下し、無事近畿大会への出場を決めることができました。女子団体近畿大会出場は3年ぶりで、顧問一同喜びと安心感でいっぱいになりました。

 
 この代は技術面だけでなく、人間関係や日常生活、様々な場面で、ぶつかり、叱られ、話し合い、そのたびに大人になっていきました。時には部員同士喧嘩して、空気が悪くなったこともありましたが、それでも「みんなで近畿大会に行きたい」という思いは変わらず、ついに目標を達成させました。この子たちが目標を達成できたのも、保護者の方々はもちろんのこと、卒業生の協力は大きかったです。コートに来てくれるたびに後輩のことを気にかけてくれ、アドバイスをし、大学の仲間を連れてきては、試合の相手をしてくれました。多くの人たちの協力がなければ、達成できたものではなかったように思えます。本当にありがとうございました。

 
 さて、その近畿大会ですが7月16日に兵庫県吉川総合公園にて実施されます。大阪からは非常に遠いですが、ぜひとも子供たちの堂々たる成長をご覧ください。