プロフィール 北尾元一

2010年2月 5日

立春

 昨日は24節気のうちの一つ“立春”でした。日本ではこの頃が寒さのピークを迎え、その後寒暖を繰り返し徐々に気温が上昇していきます。寒さのピークとはよく言ったもので、昨日は、北海道上川支庁の占冠(しむかっぷ)村では最低気温が-34.4℃を記録し、1882年の-35.4℃に次ぐ寒さということで話題になりました。ちなみに昨日の最低気温の最高は沖縄の竹富島の20.8℃、逆に最高気温の最低は青森県酸ケ湯 の-11.4℃、最高は沖縄県石垣島の25.9℃とのことで、同じ日本でもこの気候の差に改めて感心してしまいました。今後立春以降の寒さは「余寒」「残寒」「春寒」などといい、時候の挨拶に使われるわけですが、とにかく早く暖かくなって欲しいと願うのは私だけではないでしょう。桜のソメイヨシノは、立春からの最高気温の積算が540度くらいになると開花するといわれ、今年は若干開花は早めとの予想です。受験生ともども春が待ち遠しい季節になりました。

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 卒業生の寄贈による鉢植えの梅、蕾が大きく膨らんで
います。着実に春は近づいています。