昨夜は中秋の名月でした。中秋の名月とは旧暦の8月15日の夜の月のこと。旧暦の8月は1年のなかで空が澄み月が明るく美しいとされ、平安時代から月を眺めながら和歌を詠んだりする観月の宴などの風習が続いています。昨日は澄み切った空が広がりまさしく月見日和といった感でした。帰宅時に河川敷に出向くと、校舎の上を月が照らし、各種のコオロギ、マツムシ、カンタン、クツワムシなどの虫の音が聞こえて、なかなか風情がありました。十五夜とは本来は満月のことですが、中秋の名月は必ずしも満月になるとは限らず、今年の満月は明日6日とのことで、中秋の名月が満月になるのは4年後の2021年だそうです。