24,25日の2日間に亘り、第61回全国私学教育研究集会大阪大会が開催され、1日目全体会、2日目は6つの部会に分かれて研究発表や講演会などが繰り広げられました。私は、今回の生徒指導部会の運営を任された大阪私学生徒指導連盟の委員長として、2日目は一日生徒指導部会の会場で運営委員長として参加してきました。1日目の全体会オープニングでは、梅花中学高校チアリーディング部の演技に、皆一様に圧倒されると同時に彼女らの笑顔溢れるパワーでこちらも元気をもらいました。その後の日本私立中高連会長と日本私学研究所の報告に続いてあった元シンクロナイズドスイミング日本および中国の代表コーチ井村雅代氏の講演｢教える力｣では、いろいろと示唆の富んだお話を聞く事ができ、前にもお話を聴いたことがあったのですが、改めて教えられた思いでした。なかでも特に、何をやるにも才能はあるに越したことはないが、一番大切なのは、うまくいかなかったときに頑張れる心の才能である、嫌いな言葉は仕方がない、仕方がないはずがないと思っている、好きな言葉は１ｍｍの努力、教育も同じだがスポーツのゴールはよい人間をつくることなど、心に深く響きました。

　1日目の講演終了後、アメリカ村とクラブを視察に出かけました。生憎の雨で道頓堀からアメリカ村までの視察はとりやめとなり、他府県からこられた方も含め残念がっておられました。ただ、実際のクラブに入らせてもらったことは貴重な経験となりました。もう二度と行く機会はないと思いますが･･･。

　　　　2日目の生徒指導部会では、大阪私生連ｋら4つの実践発表を行いました。

　最後は高校生の自己責任やＳＮＳなどをテーマに、大阪私学出身の桂春蝶氏にコーディネーターをお願いし、私生連会長、私学に通わせる保護者で弁護士の方、毎日新聞社、アメリカ村の会、クラブ経営者の方々をパネリストに、パネルディスカッションを行ってもらいました。