大規模地震等に対応するため、消防法が改正され、私たちの学校においても自衛消防組織の設置や従来の防火管理業務に加えて防災管理業務を併せて行うことが義務付けられるようになりました。それに伴い、組織の隊長や班長などに対して自衛消防業務講習が実施されており、私は学園の中高の地区隊長として講習を年末の26,27日の2日間に亘り、班長である教務部長、入試部長と一緒に受けてきました。1日目は8：50～17：00までずっと講習、2日目は主に総合訓練などの実習、2日目の最後にはテストもあり、結構疲れました。しかし、昨年3月の東日本大震災があったこともあり、身近に起こることが予想されている東南海地震などでの自衛消防組織のあり方や対応について大変勉強になった2日間でした。すでに事務長や教頭も受講済みで、今後順次校務会の構成員も受講してもらいますが、それ以外にもできるだけ多くの教職員が受講することの必要性を感じました。今回の講習で学んだことを来年度の防災訓練等にも活かさなければなりません。

　講習会場の大阪市立阿倍野防災センター内にある防災体験学習エリア

　　　　　　　　　　　　　　　　地震体験コーナー