中学は午前中のみでしたが、中高合同の文化祭を久しぶりの晴天の中で実施することができました。内庭グランドの整備が完了していないこともあり、河川敷グランドの招待試合以外は、全て校舎内での催しとなりましたが、午前中から多くの保護者や卒業生など大勢来られ、大いに賑いました。本来なら生徒たちは友人らも招待したいところなのでしょうが、これ以上の入場者があると館内が混雑し危険でもあるとの考えで、家族、卒業生、受験生に限定させてもらっています。文化祭の内容については、昨年も感じたのですが、以前と比べかなり充実したものが多くなってきたと思います。ただ、クラスによってはまだまだ安易な催しになっていると感じるものもあり、今後教員も一緒になって協力し、よりよいものを創りあげてほしいと願っています。今回は、文化祭のテーマが『HEAL～復興への道～』ということで、高校1,2年のボランティア委員の協力を得て、東日本大震災復興支援を目的とした、石巻で津波の被害にあったサバの缶詰などの販売を行いました。来校者のご協力もあり、2時間ほどで180点の商品が完売となりました。私は午後から別の場所で入試説明会に出かけましたので、全ての催しを見ることができず少し残念な思いでした。

　中学は午後から保護者会を開催したのですがそれに先立ち、中学1年生全員で音楽の授業で習っているリコーダーと合唱を披露してくれました。皆が真面目に一生懸命取り組んでいる姿を見て、本当に愛おしくそして感動しました。多くの先生方に見てもらいたいと思いました。3月に予定している中学の合唱祭が楽しみです。