常翔学園中学校・高等学校の入学式を挙行しました。天候にも恵まれ無事式を終えることができました。式に先立って東日本大震災によって亡くなられた方々に対し哀悼の意を込め全員で黙祷を捧げました。今回より1期生となる中学生101名が加わり計737名の新1年生を迎えることができました。新調の制服が初々しく、特に中学生は殊更緊張している感がありました。私の式辞では、今回の地震で被災地の方たちが、悲しみを堪え、秩序を守って互いに助け合い、譲り合い励ましあっていながら頑張っている姿を捉え、日本人の礼節をわきまえ秩序ある行動ができることに賞賛が寄せられいますが、皆さんもこのことを大切にして欲しい、また、今回の震災ではいち早く世界各国から支援の申し出が多く寄せられているが、これは日本が今までに世界中の困っている人に対して援助をし続けてきたためであって、人に親切にすることは巡り巡って自分に帰ってくる、人の幸せをを願い、人が喜ぶことに喜びを感じる人になってもらいたい、学校にはいろいろな人がいて人それぞれに考えや感じ方が違うが、自分と違うことに対しそれを尊重し大切にするという気持ちを持ってほしい、相手の喜びを自分の喜びとして分かち合い、苦しいときや失意のときに励まし支えあうことのできる一生の友達をつくって欲しいなどの話をしました。午後からは常翔啓光学園中・高の入学式に参列してきましたが、こちらも校舎が新しくなり男女共学になったこともあって、入学定員を大きく上回る生徒が入学し活気に溢れていました。互いに良きライバルとして頑張って生きたいと思います。

　　　　　　高校の校舎内で記念撮影の場所を設けました。

　記念すべき中学1期生、保護者と一緒に記念撮影を行いました。　　　　　

　　　　　　　　　　　　　常翔啓光学園新校舎