大阪府内の公立中学校を今春卒業する生徒の第２回進路希望調査が発表され、府内の私立高校を専願で希望する生徒の割合が22.29％と過去10年間で最高となったと新聞各紙で報じられました。大阪府の私立高校授業料無償化拡大策が影響しているのは明らかです。本校では、これに加え新校舎や中学開校などの広報効果もあってか専願希望者数は昨年比で120名（36％）程増加しています。併願希望者は昨年より30名ほど減っていますが、府内私立高校の中では、専願、併願者数ともに府内では多いほうから5番目、6番目といったところです。実際の出願者数は、これに他府県や私立中学生も加わり、もう少し増える見込みです。今年は併願者の戻り率が、公立高校の定員が減っていないので通常通り考えて低くなるとみるか、授業料無償化拡大の影響でチャレンジ受験が多くなり高くなるとみるか、志望コースにもよりますが判断が難しく合否判定では悩むことになると思います。

新校舎低層棟の工事も1階床から立上りの鉄筋が組まれています。

　中学棟の特別教室、職員室の改修工事のフェンスが取り除かれ
廊下から見えるようになりました。