学校長あいさつ

大学入試改革に向けて

私たちが行っている常翔教育には2つの大きな柱があります。

1つは大学進学をめざす進学校として"真の学力"を身につけることです。大学入試改革により学力観が変わり、求められる力が多様になってきているものの、基礎学力が問われないわけではありません。むしろ、今まで以上に高い学力が求められているように思います。大学入学共通テストは、従来のマークシート形式の試験だけではなく記述による解答が求められます。つまり、暗記だけでは通用しなくなってきたということです。私たちが求める真の学力とは、"何を知っているか?"、"何が出来るか?"だけではなく、知っている知識をいかに活用していくかという力です。まさに新しい学力観に基づく学力こそ、私たちが育成している力です。

そしてもう1つの柱が、将来、社会で活躍するための"人間力"を身につけるキャリア教育です。本校の教育理念は、幅広い"職業観"を養い実社会で活躍できる人材を育成することです。この教育理念のもと、本校独自のキャリア教育を実践し、成果をあげてきました。

21世紀型スキルの育成では、"答え"のない課題に取り組む課題解決型学習(PBL)や知的探究心を育むさまざまなプログラムを通して、まさに今大学入試改革で求められている「主体性・多様性・協働性」また「思考力・判断力・表現力」といった力を身につけることを重視しています。

私たちは"真の学力"と"人間力"の2つの力を貪欲に追い求めてまいります。常に未来のその先を見据え、社会の変化に柔軟に対応し、実社会で活躍できる人材を育成するため、更に進化し続ける常翔教育にぜひご期待ください。

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