１２月１６日
当日午後は、企業探究学習の校内発表会を開催しました。これは１７年前から本校が力を入れているキャリア教育で、これのおかげで本校が変わってこれたきっかけのような取り組みです。現在は、一貫コースⅠ類、スーパーコース、薬学医療系進学コースを除いたコースの１年生で取り組んでいます。

生徒たちは授業において、パナソニックや富士通、イオンリテールなど、日本を代表するような企業の社員として、企業から出されるミッションに取り組みます。どの企業のミッションも企業理念や歴史に基づく難問です。今回は１１月のクラス予選を勝ち抜いたチームが出場しました。クラスの代表チームが出場すると、会場には温かい声援が飛び交い、コロナ前にあったような一体感が戻りました。また、運営は２年生を中心としたボランティアチームが行っており、受付から司会進行、開始前後の動画作成まで全てこなしています。動画の完成は直前までかかったらしいですが、大変クオリテ―が高く、見ていた１年生も楽しんでくれたものと思います。

発表はどのクラスもしっかりとブラッシュアップされており、全部で１２チームの発表の後の審査は難航しました。結果、審査員特別賞は９組「きゅーてぃーず」、準グランプリは１０組「マーティー」、グランプリは１３組「P」に送られました。クロージングの動画の曲が一時聞こえなくなってしまうというハプニングがありましたが、会場から合唱と拍手が自然発生し、そこでも暖かい一体感がありました。

終了後は、入賞できなかった生徒たちが終了後に審査員に泣きながら詰め寄り、入賞できなかった理由を聞くという光景がありました。コロナ前は毎年見られた光景です。生徒たちが一生懸命に取り組んだからこその「くやしさ」であり、これが次のモチベーションへと繋がります。担任の先生方や他の審査員もみんなで囲んで激励し、ここでも暖かい光景が繰り広げられました。本当に良い会でした。

オープニング動画

各チームの発表












審査員講評

舞台裏のスタッフ


優秀賞発表

優秀賞表彰


３賞表彰



出場チーム全員で集合写真