学校長ブログ

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キャリアーセミナーⅡ

2023/12/15

12月14日

昨日は、ベトナム技能実習生問題を題材にした小説、「アインの見た碧い空」の著者、近藤秀将さんに本校までお越し頂いて、高校2年生を対象に講演をしてもらいました。特進コース、文理進学コースの生徒はベトナムへ修学旅行に行った後の事後学習も兼ねています。

近藤氏は実は常翔学園高校(当時は大阪工大高)の卒業生で、私が担任をしました。2年次の成績は校内でも中位でしたが、そこから頑張って、卒業時には文系1位となり、早稲田大学に見事、本校初の現役合格し、今は行政書士として活躍しています。現在は、東北大学で後期博士課程に進学しながら、ベトナム国立フエ大学の特任教授や立教大学の社会学研究員などもされています。

昨日は、「高校生に向けての「外国人」としての日本人キャリアデザイン論」と題し、「これからの世の中をどう生きるか」について、お話をして頂きました。

「世界で活躍できる人材とはどんな人か」「これからの日本人は嫌でもグローバル人材にならざるを得ない。」「日本は人口急減期に入り、経済が急に弱くなる。」「日本人の強みは、日本語能力、日本の文化慣習理解能力。日本のマーケットは縮小し、海外からの労働力も減少する。だからこそ、日本人そのものがグローバル人材にならざるを得ない。」「日本は仕事が変化してゆく。大事な事は、日本人であるというアイデンティティを失わないこと」といった貴重な話をして頂きました。

この様子は近藤氏自身のnoteに書かれてあります。

https://note.com/kislegaloffice/n/n03d3688ef711?fbclid=IwAR0YDCMXFxm5XmDmJQ7HQUKA_vV6iQHtHNdBwjv9-l-UqH2YDbULnHbYzwE

近藤氏は、今度埼玉9区から、日本維新の会より国政にチャレンジするとの事です。頑張って当選し、今までのようにエネルギッシュに日本のために尽くしてもらいたいと思います。