１２月８日
前日の台湾、高雄女子高級中学の訪問に続き、この日はガリレオプランを履修している２年生の希望者で台湾EXCHANGE PROGRAMのオンライン発表会を開催しました。これは姉妹校である、台中の国立彰化女子高級中学と本校の交流プログラムの一つで今年で３年目になります。

ガリレオプラン自体は、毎学年130名ほどの生徒が履修しているのですが、その中で希望者を募り、今回は７チームの生徒たちが参加してくれました。６月に台湾の生徒とオンラインで初顔合わせをして自己紹介をし、そして今回の発表会となりました。発表は、資料も説明も全て英語です。この日のために、生徒たちは多くの準備をしたことと思います。

常翔の２年生チームからは、「プラズマ放射の植物の種の発芽の促進」「ピンポン玉の特性を活かした自動回収機の開発」など、台湾のチームは「いろいろな色の光が光合成に与える影響の違い」や「透過性物質」「フェミニズムについて」などの発表がありました。お互いが相手校の最優秀チームを選ぶのですが、常翔側は「ヘルムホルツ型共振器を用いた音響機器の製作と発電特性」が最優秀チームに選ばれました。

今回はどのチームも研究内容のレベルが非常に高く、よく努力している事が伺えましたが、台湾のチームの英語力が非常に高く、常翔の生徒たちは着いていくのに必死でした。しかし、彼らにとって大変良い経験となった事と思いますし、これからも頑張ってもらいたいと思います。また３年後にこれを経験する中学生も見学に来てくれました。この中で、将来の研究者になる人も出てくるかもしれないと思うと、本当にワクワクします。

常翔学園高校の各チーム




台湾、国立彰化女子高級中学の各チーム



常翔学園高校集合写真

国立彰化女子高級中学