彼岸入り
2015/03/18
春分の日、秋分の日の前後3日を含めた7日間をお彼岸とされますが、今日は初日の春の彼岸入りでした。彼岸とは、仏教の世界で生死の海を渡って辿り着く悟りの世界をいい、その反対側の人が住んでいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)というそうです。そして彼岸は西、此岸は東にあるとされていて、太陽が真東から昇って真西に沈む春分と秋分は、この彼岸と此岸がもっとも通じやすくなる時との考えで先祖の供養をするようになったそうです。これは他の仏教国にはない日本独自の行事ごとです。昨日は「暑さ寒さも彼岸まで」といわれる通りに、春めいた暖かい日和になりました。OITホールでの高校新2年生の進路講話後、河川敷の堤防に寄ってみるとウグイスやヒバリが囀り、ツクシが顔をだし、ホトケノザやタンポポも随分と咲いていて、いかにも春という感じでした。