いよいよ本日から２学期が始まりました。
本来なら、１か所に集まって顔を見ながら話をしたいところですが、８月末の異常な高温とコロナ禍を経験したことにより、２学期は分散して各教室で始業式を行う事が通例となりました。しかし、コロナ禍でオンライン通信が当たり前となり、昨年の校長就任時よりパワーポイントをシェアして話をしています。

今回は、「誰もが安心してチャレンジできる学校つくり」について、お話しました。まずは、生徒の皆さんには夢をもって、誰か自分の憧れの人物を目指してもらいたいとお話しました。でも、統計上、日本の若者は諸外国に比べて夢を持っている人の割合が大変少ないです。これは、おそらく日本の社会の「成熟度」と平均年齢の「高齢化」が問題と思われます。というのは、多くの大人が年を取ると学ぶのを止め、チャレンジしなくなるからです。それが日本の衰退を招きました。だから若者にはどんどんチャレンジしてもらいたいのですが、日本にはチャレンジさせない空気があり、それが若者から夢を奪っています。だからこそ、生徒の皆さんが、失敗しても大丈夫、「安心してチャレンジできる学校つくり」をしたいと訴えました。少し難しい内容で、しかもいつもより長くお話してしまいましたが、今の世の中を生きる上で、非常に大事な内容でした。少しでも生徒たちの心に響いてくれてたらと思います。

私の話の後は、生徒指導部長から部活動の表彰、生活上の注意、生徒会長のスピーチの後、みんなで校歌を歌って終了です。