学校長ブログ

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常翔啓光との教職員合同研修会

2022/08/01

7月29日(土)

午後から学園のマイクロバスで移動し、本校の教員15人で学園の連携教育機構主催の常翔啓光学園中高との教職員合同研修会に参加してきました。

これは、前年度の学園の連携教育ワークショップにおいて、両校がお互い発展するために何が必要かを検討し、提案したもので、ようやく形になりました。他の複数の中高を持つ、大きな学校法人では法人内の中高で持ち回りで研修会を行う事がよくありますが、本学園の場合は啓光と同じグループになり、約10年目にしてようやく実現した感じです。

まずは、両校の教頭による学校の取組みの説明。本校からは佐々木中学教頭に、本校の特色教育や学校ルーブリック、観点別評価の取組みを発表してもらいました。

その後は、2回の分科会です。一つ目の分科会Ⅰでは、①教育課程部会(新学習指導要領における授業、評価)と②進学指導部会(難関大受験指導、学園内大学進学指導など)に分かれ、それぞれ①国語科の中野教諭、②数学科川田教諭に取組みの発表をしてもらいました。また二つ目の分科会Ⅱでは、③ICT教育部会(ICTデバイスやアプリの効果的な使用法等)、④イノベーション教育部会(キャリア教育・探究・グローバル教育など)に分かれ、③音楽科の白神教諭、④溝畑教諭に発表をお願いしました。

どの発表もよく準備をし、本当にすばらしいもので、多くの質疑応答がありました。ただし、内容は大変すばらしいものでしたが、今回希望者参加だったため、参加者が非常に少なくもったいない気がしました。来年はもっと規模を大きくして開催したいと思います。

今年度から教員免許の更新制が廃止となった一方で、教員の資質向上のため、国からは新たな研修制度が提案されようとしています。また、現在、新任教諭がほとんど何の研修もないままに教壇に立ったり、担任をすることも問題視されています。本学園、本校は独自の研修制度、また研修文化を創っていきたいと思います。