昨日、卒業生が訪ねてきてくれました。しばらく担任どころか、授業さえしてないので、卒業生の訪問は本当にうれしいものです。しかも、担任ではないクラスの卒業生です。

一人は台湾の大学に常翔から初めて進学した生徒です。今でこそ、毎年約10人が台湾の大学に進学していますが、彼女はその第1号でした。常翔にいた頃は、卓球部と学業を両立し、本当によく頑張っていました。台湾進学を考えた時は、周りの人たちは最初は反対したとの事。それを押し切った決意は相当のものだったと思います。だからこそ、自分が失敗してはいけないと大学でも頑張ったそうです。その健闘が、毎年約10名進学という常翔の歴史に繋がりました。今回はコロナで中止になった卒業式のアカデミックガウンも持ってきてくれました。

もう一人は関西学院大学に進学した生徒です。高校時代はソフトボールをされてて、ベリーショートの髪型と真っ黒な日焼けが印象的な生徒でした。大学進学後は、教師を目指してTOSSという研究会に所属され、いろんなコンテストに出場し、ティーチングスキルを磨かれてました。常翔に戻ってきて欲しいけど、残念ながら小学校の教師をやりたいんだそう。教師になる前から、いろんな雑誌の執筆までされてて、すでに大物感が漂ってます。

校長室で、台湾の修学旅行の話や彼女たちが卒業してからの常翔の変化など、いろんな話で盛り上がりました。その後、二人からもらった校長就任祝いの花を持って、記念撮影しました。