高校文理進学コース2年生を対象にしたキャリアプログラム「夢発見ゼミ」高大連携の4回目を覗いてきました。今回は緊急事態宣言が解除されたことで、本来の特別教室に集合して実施しました。文系クラスは、摂南大学農学部の吉井先生から、「食料自給率から食と農を考えてみよう」と題して、食料自給率とは、食料自給率の変化と食料消費の動向、日本の農業生産の動向、食料の安定供給に必要なことについて学びました。前職は長年農林水産省に勤めておられ、これからの日本の農業を考えるうえで、現状等をわかりやすく説明いただきました。理系は大阪工業大学ロボティクス＆デザイン工学部システムデザイン工学科の小林先生か「あなたがたぶん知らなかったAIの世界～夢と魔法の王国からの脱出～」と題し、ロボティクス＆デザイン工学部の紹介、ご自身の研究について触れられた後、AIとはどういったものかを、単純なAIプログラミングの実習を交えながらの講義で、興味深く聞くことができたと思います。先生の研究紹介で、同じ照明光でも波長に個体差があるということを初めて知りました。生徒たちには、今後の進路選択の一助になったことでしょう。