文理進学コース2年生全員を対象にザ・ヤングアメリカンズ「ミュージック・アウトリーチ」と称したキャリアプログラムに明日から3日間取り組みます。これは音楽を通して教育活動を行っているアメリカの非営利団体ザ・ヤングアメリカンズが提供するプログラムです。今回で6回目になりますが、このザ・ヤングアメリカンズとは、全世界からオーディションにより選出された歌やダンスを愛する17歳〜25歳ぐらいまでの若者たちが中心の一行で、4月からのジャパンツアーには、40人程のメンバーがアメリカから参加しています。これは、簡単にいうと生徒たちとともに3日間で歌やダンスのショーを作り上げ披露するというプログラムですが、見た目の派手さとは違って、音楽・ダンスの技術向上や英語を学ぶということよりもこのプログラムを通じ、個々が他人と違った個性を持っていることを認識し、自信を持ってもらう、自分と違った考えを持った他人や感じたことをそのまま表現することの大切さを知る、一つのことをみんなで成し遂げることの素晴らしさを学ぶことなどを子供たちに感じてもらうことを目的としています。これまで5回見てきましたが、彼らが生徒たちの個性を見抜いて、それをうまく引き出す力は、我々教員や日本人だけではなかなかできないことだと毎回感じさせられます。今年の生徒たちにとっても、今まで経験したことない素晴らしい体験がきっと待っていることと思います。このようなことは苦手だと思っている引っ込み思案な生徒たちにこそ体験してもらいたいプログラムだと感じています。今日は彼らのホームステイ先の家族に夕刻迎えに来てもらい、一緒に帰ってもらいました。今日からの4泊を各家庭で過ごし、学校へは生徒達と一緒に登校してきます。最終日の23日（木）は、17：00～がヤングアメリカンズのみ、18：00～が生徒たちも入ってのミュージックショーを予定しています。私も含め今まで多くの皆さんがそうであったように、とても感動できる内容です。どなたにも公開していますので、是非とも多くの方に見学していただきたく、ご来場をお待ちしています。ザ・ヤングアメリカンについての詳しい説明はこちらをご覧ください。