学校長ブログ

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アカタテハ

2020/05/14

例年、部室センター前の河川敷堤防斜面に発生するアカタテハという蝶の幼虫を覗いてきました。幼虫は、カラムシというイラクサ科の植物の葉を食べるのですが、予想通り沢山の幼虫の巣が見つかりました。幼虫は口から糸をだし葉の表を内側に織って巣を作るので、見つけるのは簡単です。幼虫は棘が多い毛虫といった感じですが、毒はありませんし、成虫は濃いオレンジ色が目立つきれいなタテハチョウです。例年はこの後草が刈られてしまうので、少しだけ持ち帰って飼育することにしました。10年以上前に見つけたのですが、毎年この時期に見ることができます。季節は何事もないかのように進んでいます。

前に羽化させた成虫です。