学校長ブログ

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アカタテハ

2019/05/11

毎年この時期、総合体育館部室センター裏の堤防の土手にカラムシという多年草(太古の昔から茎を蒸して皮からとれる麻繊維の原料)が目立つようになるのですが、これがアカタテハという蝶の食草で、毎年のように幼虫が見られるので見に行ってきました。やはり幼虫がたくさんついていました。この蝶の幼虫は口から糸をだし葉の表を内側に織って巣を作るので結構目立ち、簡単に見つけることができます。幼虫は棘が多い毛虫といった感じですが、毒はありませんし、成虫は濃いオレンジ色が目立つきれいなタテハチョウです。例年この時期に草が刈られるので、その前に少しだけ持ち帰り、育ててみることにしました。

葉を開いたところ

終齢ではなく、もう1回は脱皮しそうです。

3年前に同様に育て羽化した個体