学校長ブログ

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ナミアゲハ

2019/10/09

先週、職員の人が家のミカンの幼木が食べつくされていて、付いていた幼虫を見て欲しいと袋に入れて持ってこられました。アゲハチョウの幼虫です。早速、近くでミカンの葉を調達して飼ってみると、何匹かの青虫(5令幼虫)はすぐに蛹になりました。夏にみられる蛹より小さめです。アゲハの蛹は短日条件(日照時間が短くなると)で越冬蛹なるので、これらの蛹は来年の春に羽化する個体だと思います。

終令幼虫は緑色で眼球模様があります。

前蛹、終礼幼虫が蛹になる準備をしている態

翌日には蛹になっていました。

蛹の色は緑から茶色まで色々とあり、蛹になる接着面の形態で違うとかの説があります。

このオレンジ色をしている蛹は越冬蛹にしか見られないというう人もいます。

終令幼虫になるまでは、鳥の糞に擬態したような模様です。上の時期とは別に生まれた幼虫でしょう。