本年度第2回目の保護者研修会を高校1年の保護者会に先立ってOITホールで開催しました。今回は昨年好評であったメンタルトレーナーの辻 秀一先生を今年もお招きし、「子供たちを伸ばす声掛け」と題して再び講演いただきました。人に声掛けをする前に、まずは自分の心の状態をよくすることが大切（自分で自分を元気にする、自分の機嫌をよくする、自分で自分を切り替える）、（好きなことを考える、今を生きると考える、一生懸命を楽しむと考える、ありがたいと考える）、常にポジティブに考えるのはしんどい、相手を支援するためには自分の機嫌を良くする、フロー（最適・最大化する心の状態）に導く声掛け、コーチ力というライフスキル、時間の幅を持って見通してあげる姿勢、結果より過程（一生懸命することが楽しい）、指示と支援のバランスが大切（指示は明確に具体的に厳しく、併せて心の状態をフローに導く）、これらを思考習慣にするためのトレーニングが必要など、論理的で身近な実例も挙げながらの講演でした。私も昨年聴講し、自分自身大変ためになったのですが改めてお聞きし、何度も聞くこともトレーニングになると再認識させられました。毎年申し上げているのですが、研修会なんてわざわざ都合を付けてまでは参加する気になれないと思っておられる方も多いとは思いますが、参加して本当によかったと多くの方に言っていただくことも多く、このブログを見ていただいている皆様には、今後お一人でまたはお友達をお誘いの上、是非ともご参加いただければ幸いです。

高校1年生の保護者会に先立って開催しました。