本日は、半年間取り組んだ日本経済新聞が発行している「済の履歴書」を教材とした探究学習発表会を行いました。９月１６日の文化祭にて各クラス優秀賞を受賞した２チームが揃い合計８チームが本校のOITホールにてドキュメンタリー作品を発表しました。

各モデルの人生を読み解き、大切なテーマを読み取り表現する難しさ、捉え方の違いに驚きと、笑い、感動がまざりとてもよい発表会となりました。

優勝に輝いたのは３年３組　シゲルチーム（モデル　水木しげる）となりました。

このチームは、水木さんが見ていた妖怪の世界、大切にしていた諦めない人生をコンセプトにドキュメンタリー作品を作り込みました。主人公となった女の子が妖怪が見える世界に興味をもち、後世に自分も水木さんのように世界を伝えていく話としてまとめていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

準グランプリに輝いたのは３年１組　１０６歳のしげちゃんチーム（日野原重明）となりました。

このチームは、テーマを「命」とし日野原さんがどう命と向き合ってきたのかを深く探究し作品として作り込みました。またこの命の視点を日野原さん視点で描かず、日野原さんの影に意識がある設定とし影が日野原さんに変わり気持ちを代弁するストーリーが斬新でした。

最後に審査員特別賞に選ばれたのは、３年４組　のぶを劇場（村上信雄）となりました。

このチームは、フランス料理を愛した村上さんの視点に着目し、フランス料理と調味料と信雄さんとの恋愛ドラマを作成しました。コメディタッチな演技力で会場を巻き込み本日発表したチームの中で一番の盛り上げを作りました。笑いの中にも村上さんの料理に対する愛情や、視点をしっかり表現していた点が評価されていました。

本日で半年取り組んだロールモデル探究が終了となります。次週からは、自分自身をモデルの主人公としたマイストーリー作品へと取り組みます。

今後も探究を楽しみたいと思います。