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中国人留学生滞在記 3日目

2023/07/05

7月5日の朝、中国人留学生が常翔学園に登校してきました。まずは校内バディとのマッチングです。初々しく挨拶を交わす姿が微笑ましく見受けられました。

午前中は授業体験を行いました。どのクラスでも留学生たちは歓迎されました。

中でも中学1年2組は、黒板アートで出迎えました。それを見た留学生は、「すごい!」「うれしい!」と大感激。描いた常翔生はクラス中から拍手で讃えられました。

1限の高校2年英語の授業には、多くの留学生が参加しました。そこで中国人が各グループを回り、皆好きな言語で話すという活動を行いました。主な話題はK-POPやアニメ、マンガなどです。「国際交流をやるのはおもしろい!」「文化が違うけど、それを知るのが楽しかった。他の国って面白い。」「言語はちゃんと勉強したら割と結構できるようになるんだと思った。」といった感想があがりました。

同じく2限の高校2年国語の授業では、百人一首と坊主めくりを行いました。楽しみながら、日本の伝統文化に触れるひと時となりました。

昼食はバディの案内で食堂へ。留学生の食べたい物に合わせようとしたり、一生懸命留学生にメニューの説明をしたりする常翔生の姿が見られました。異文化交流を重ねるごとに、生徒たちが元来有している思いやりの心が一層引き出されるようです。優しい空気の中で、留学生は唐揚げをほおばり、「おいしい!」という言葉と笑顔をこぼしていました。

午後は大阪城観光です。「すごくいい景色だった。」「広くて上からの眺めもとても良かった。」という留学生。「景色も良かったし、再現模型が緻密で、その時代に行ったような気分になった。」「屏風や様々な作品から歴史を感じた。」という常翔生。雨をまとってもなお、大阪城の荘厳さは生徒たちの胸を打ったようです。

その後全員で本屋へ。バディに紹介してもらいながら、思い思いの日本語の本を購入しました。ワイワイ言いながらおまけを選ぶのも楽しい時間です。

そして今日も留学生たちは、それぞれの帰る場所に向かっていきました。