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【ガリレオ研修旅行カナダ】5日目が終わりました

2019/10/18

本日は、午前中がブリティッシュコロンビア大学(The University of British Columbia、略称:UBC)で理系文系に分かれてのプログラムに参加し、午後がマクロバーツ高校でカナダと日本の違いについてのプレゼンテーションを行いました。

UBCはカナダの公立総合大学で、そのバンクーバーキャンパスを訪問しました。

理系は『Sustainability(持続可能性)』についての講義を受けました。

大学教授からは、環境・社会・経済の3つの観点から、次世代に与える影響を考慮しながら資源を使っていくことの重要性を伝えられ、有限である水とエネルギー使用量を減らすために自分たちに何ができるかを問われました。

これまでに本校の授業で取り扱った事がない内容なだけに、なかなか生徒たちには伝わりにくかった様ですが、この経験を元にSustainabilityについて一人一人が考えるきっかけになれば幸いです。

一方、文系はUBC構内の『人類学博物館』の見学を行いました。

大学のボランティアガイドとともに、世界の民族の美術品や生活用品の展示を鑑賞しました。

様々な国の仮面やカナダを代表とするトーテムポールやワタリガラスのモニュメントなど、興味深い物が多く展示されており、全てをゆっくり見るには時間が足りませんでした。

本日は短い時間の滞在でしたが、明日もう一度UBCを訪れる予定になっているので、その時の様子は改めて報告させていただきます。

UBCからマクロバーツ高校に戻ってきた後は、プレゼンテーションに向けた準備と発表を行いました。

日本とカナダの様々な違い、例えば「ライフスタイル」や「交通事情」など、こちらに来てからのギャップについて英語でプレゼンテーションしました。

マクロバーツ高校の生徒や先生を相手に、5分間の発表を1時間行いましたが、興味を持った約80人が足を運び、日本の事情を真剣に聞いてくれました。

最初は声も小さく、早口になり、台本を読むだけの発表でしたが、後半からはコミュニケーションを取りながら、実に楽しそうに発表をしてくれました。

聞いてもらえる事の、また伝わる事の悦びを知ってくれた瞬間だったと思います。

しかし、このイベントを最後に明日マクロバーツ高校から離れます。

あちらの先生方もおっしゃっていましたが、本校生の英語力は決して低くなく、バディの授業の参加やプレゼンテーションこそ、総合的に英語力を飛躍させる最大の経験であるとの事なので、来年度のプログラムに必ず生かしたいと思いました。

明日は帰国前の最終プログラムです。

カナダ組の生徒諸君、愉しみ方は今日までの経験で理解しましたね?

愉しみは求めるものではありません、自らで生み出すものです。

悔いのない様、しっかり学んできなさい!!