最近は課題解決型学習という言葉をよく耳にするようになりました。決まった答えのない課題に対し、チームで協力して探究し答えを導き出し発表するといった学習ですが、本校では高校1年で企業探究学習、高校2年はコースごとに分かれて、それぞれのキャリア学習で以前から取組んでいます。今日は、一貫、スーパー、特進コースの「Young Leaders Plan」前半に取り組む「Osaka City Project」の授業の3回目ということで、実際の大阪市旭区の職員の方にゲストティーチャーとして来校いただき、各部署が抱える行政課題（ミッション）について、部署ごとに分かれてミッションを出した意図と地域の現状などについての説明をしていただきました。この授業は、本校と大阪市旭区との連携協定に基づいて行われていて、今年で6年目となります。生徒たちは各部署（商工振興課、地域福祉課、選挙対策課、生活安全課、広報課、にぎわい創出課）のそれぞれの職員の立場となり、各課から出された地域が抱える身近で切実な課題の解決案を提案するというものです。今後は、街に出てのフィールドワークなども実施します。あらゆる角度から検討協議し、高校生ならではの提案がなされることを期待しています。チームで真剣に取り組めば取り組むほど、その経験が将来のあらゆる場面で活かされ、彼らの成長に繋がると考えています。9月29日（火）にはOITホールで旭区の職員の方を審査員に招き、一般の方にも公開して発表会を行う予定です。生徒たちの励みにもなりますので、多くの方にご参加いただければ幸いです。