学校長ブログ

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高校吹奏楽部定期演奏会

2022/04/18

4月17日(日)に定期演奏会が開催されました。本来は3月に開催する予定だったのですが、新型コロナ感染症拡大のために延期になったものです。久しぶりの演奏会だったからか、大阪工業大学梅田キャンパスの常翔ホールはほぼ満員の状況でした。

演奏会は、ステージマ-チングから始まる3部構成で、どの曲も完成度が高く大変すばらしい演奏会でした。第1部のステージマーチングでは、「常翔cosmic fantasy」と銘打ち、スターウォーズや宇宙戦艦ヤマトなど、誰もが知っている宇宙に関する名曲をマーチング用に繋ぎ、それに合わせてのドリルは圧巻でした。また、それに続くドラムラインもすごい迫力で、耳だけでなく、見ても楽しめる吹奏楽の魅力を堪能できました。

 

第2部ではこの春に卒業生した生徒とOBOGのステージ。コロナ禍にも関わらず、多くのOBOGたちが応援に来てくれ、大変楽しいステージになりました。マツケンサンバでは、現役の生徒たちがノリノリでサンバを踊り、盛り上げてくれました。

 

第3部は前半の「シンフォニックステージ」と後半の「ポップスステージ」がありました。シンフォニックステージでは、最高難度とされる「ルイ・ブルジョアの讃美歌による変奏曲」を見事に演奏していました。特に金管楽器は高音が多くて難しいのですが、木管楽器も合わせて大変きれいで色彩豊かなハーモニーがホールに響いていました。また吹奏楽ファンにとっては、大変懐かしく、「好きな吹奏楽曲ランキング」の上位に常に入っている「アルメニアンダンスPart1」も演奏されました。吹奏楽の父ともいえるアルフレッド・リードの作曲の大変有名な曲で、吹奏楽曲なのですが、NHK交響楽団も演奏をしています。冒頭、壮大な金管のファンファーレで始まり、アルメニアの民謡が随所に盛り込まれている美しい曲です。また「ポップスステージ」では「ゲーム名曲メドレー」や「アイ・ガット・リズム」などの演奏で盛り上がり、「青春の輝き」では卒業する3年生がメドレーで旋律を紡いでゆきました。最後はOBOGも参加した恒例のアンコール曲「宝島」で最高に盛り上がって終演しました。