金環日食観察会
2012/05/21
日本国内では25年、大阪では282年ぶりとなる金環日食を皆で見ようと低層棟の屋上で観察会を実施しました。中高生の希望者が朝早くから登校し、大阪工業大学の地学教室、教職教室から提供してもらった太陽観察フィルターを透して観察しました。6時半ごろには雲が架かっていなく、フィルターを透してよく観察できたのですが、7時を過ぎたころから雲に隠れることが多く、肉眼で観察しなければ見えないほどになったときもありました。それでも金環日食となる7時30分頃には短い時間でしたが、それを観察することができ、そのときには思わず歓声と拍手が沸き起こりました。日本各地でこのように広範囲で金環日食を観察できるのは、実に932年ぶりで平安時代末期以来になるそうで、その時代の人たちも見ることができたのか、見えたのならどのように感じただろうと想いをはせました。観察できたことに感謝です。次回国内では、18年後の2030年に北海道で観察できるそうです。
雲が架かっていたおかげで、いつものデジカメでも何とか撮影できました。
校舎の窓ガラスに映ったのが、比較的よく観察できました。
事前では最大日食の時間前後で、かなり暗くなるという話もありましたが、薄暗くなる程度で思った程ではありませんでした。
9階の職員室から低層棟屋上のようすを理科の
先生が写してくれました。