今日は、ラグビー部2年生の金澤功貴君についての紹介とお願いをさせていただきます。彼は、昨年8月のラグビー部菅平夏合宿において、練習中に頸椎を脱臼骨折、損傷という大けがを負い、意識や言葉は大丈夫なものの四肢麻痺の状態になりました。県内での緊急手術、入院、9月中旬大阪に戻っての再手術、治療、転院を経て、現在は枚方の病院にてリハビリと治療のため、今なお入院を続けています。現在は、本人の学校復帰するという強い意志と懸命な努力、そしてご家族の事故当日から一日たりとも欠かすことのない介護もあり、ようやく車いすでの外出が可能になるまでになり、先日の始業式には、けが以来初めての登校を果たすことができました。そして今日は2回目の登校で、午前中の授業と放課後の部活動を見学しました。たまたま今日は、タイの高校のラグビーチームが、トレーニングツアーで本校を訪れていたため、練習後のレストランでのレセプション終了の遅くまで参加していました。彼の現在の状態は、左腕が少し動かせるようになったものの、今なお四肢が麻痺しており、自立しての生活は困難で、生活全般において介助が必要不可欠です。現在6月には退院予定で、退院後は各地の脊髄損傷者専門の施設におけるトレーニングを予定しており、学業との両立を確立するため、ご両親と本校・病院・行政が連携をとりながら、新生活の準備を進めているところです。これから退院後の学校復帰も含め、今後本格的なリハビリを開始するにあたり、長期にわたっての治療やリハビリが続くと予想されます。現在、同部保護者会およびＯＢ会が中心となり「金澤功貴君を支援する会」が発足し、支援活動を行っています。よろしければ以下のサイトをご参照のうえ、趣旨にご賛同いただける方は、なにとぞご支援を賜りたく、謹んででお願い申し上げます。
『金澤功貴君を支援する会』
『金澤功貴君のブログ』