放課後、部・サークルに参加している全ての生徒を対象にした集会を実施しました。これは、部活動に参加している生徒に何か有意義な話しを聞いてもらおうと、毎年この時期に実施しています。今回は、シドニーでのパラリンピックで銅メダルを獲得した車椅子女子バスケットの塚本、上村両氏を招き、お話しをしていただきました。二人からは、高校卒業前後で事故により下半身が麻痺し、それ以後車椅子生活を余儀なくされ、もう元には戻れないとわかって絶望したこと、それをどのように克服したかについて語っていただき、生徒たちに、逆境に立たされた時にできないことを考えるのではなく、できることを考えるような逆の方向から見れる人になって欲しい、好きで始めた部活、努力したことは決して無駄にはならない、目標を持てば道のりは違ってもゴールは必ずできる、今しかできないことがいっぱいある、時間を大切に有効に使って一日一日を大事にして欲しいなどエールを送っていただきました。生徒たちもしっかりと話を聞いていて、心に響いたものと思います。私からは、部活動を通じて得られる挨拶・正しい着こなしができる、ルール・マナーが守れる、忍耐がつく、チームのために働ける、今何をすべきか状況判断ができるなどは、将来社会で必ず役に立つことなので、しんどくてもお互い励まし助け合って続けていって欲しいと激励しました。来週から1学期の中間テストが始まります。

　河川敷ではタンポポに替わり、シロツメグサ（クローバー）
が今満開です