特別講演会
2018/10/23
常翔学園の始まりである関西工学専修学校(1922年創立)初代校長・理事長 片岡 安(やすし)が実施設計を行った大阪市中央公会堂開館100年周年を記念しての特別講演会が、昨日梅田の常翔ホールで開催されました。京都工芸繊維大学名誉教授の石田潤一郎先生による「建築から都市へ、そして社会へ-片岡 安を語る」と題しての講演で、片岡安が、建築家として著名な建築物の設計に携わっただけでなく、都市計画家の先駆けとなり、大阪商工会議所会頭、金沢市長などをも歴任して、各界で活躍した数々の功績と本学園が創立された時代背景がよくわかる興味深いお話でした。学園関係者が、創立者としての片岡安氏のことをもっとよく知ることは、自校史教育をするうえでも大切なことだと、改めて感じました。
主催者を代表しての常翔歴史館 益山館長挨拶
石田先生
奈良ホテルの設計にも携わっていたとのこと
住宅地の開発も手掛けた