本校は年間４回ほど、全教職員対象の研修会を開催しています。本日は第２回教職員研修会という事で、関西大学外国語学部の今井裕之教授を講師に迎え、「３観点評価を通した主体的学習者の育成」という演題で講演をして頂きました。

３観点評価については、すでに昨年から中学校で始まっていますが、今年は高校１年生も始まります。以前は「テストの点数＋平常点」で５段階評価の点数が決まっていましたが、これからは、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点から成績を算出することになりました。大前提として、教師から生徒への一方通行の授業をやっていてはこの評価はできません。文部科学省の言う「主体的・対話的で深い学び」の授業をすることが前提となります。このやり方で評価をするのは難しいし、手間もかかりますが、今後「生徒を見守り、育てる評価」を心掛けていきたいと思います。