午後から併設大学（大阪工業大学、摂南大学、広島国際大学）の内部進学および他大学の指定校推薦入試で、出願を許可された生徒とその保護者の方を対象に、激励と今後のスケジュールや心構え等についてを伝える会を実施しました。コロナの影響があるのか対象者が昨年よりもさらに増えたため、2部構成で実施しました。私からは、自分の言葉で志望理由を明確にし学ぶ意欲が伝わるようにする、まずは合格に向けた取り組みに集中する、併せて大学での専門的な学習にスムーズに移れるよう、しっかりと基礎学力を身に付ける、全員に共通テストプレと大学入学共通テスト受験を義務付けているので目標を決めて受ける、何事にも今何をしなければならないかを自分で考え、自ら進んで取り組むことが何より大事などの話をして激励しました。年々増加しているものの、在籍人数に対する割合は内部進学を含めても30％弱で併設大学がある割には少なめの人数です。しかし、これは推薦枠がないのではなく、どうしても行きたい学部・学科でなければ、学校としてもできる限り学力試験のある入試に挑戦することを推奨していることに起因しているものと考えています。早期に入学が決まることのメリットもあるのですが、その後の時間を有意義に使い、基礎学力をしっかりと身に付けることを疎かにしないことが大切です。生徒にどの入試方式を薦めるかの見極めは、われわれ教員にとっても保護者の方にとっても難しい選択となります。