現３年生が２年次から受講しています大阪工大との連携プログラムの第３回目を実施しました。環境工学科の「Ｖゼミ」では、淀川わんどのプランクトン採取、演習室で実体顕微鏡を用いての観察、スケッチ、種類調査、水道等に及ぼす影響などを学んだ班と、淀川本流およびワンドで水を採取して大学の演習室で、透過度、電気伝導度、pH、CODなど水質調査を行った班とに分かれての学習でした。応用化学科の「化学アラカルトエコール」では、今回は「粘着」が学習のテーマでコクヨ大阪ショールームへ出向き、紙のみでできた文具やユニークな文具、そしてコクヨ株式会社の粘着製品であるテープのりについての話を聴き、粘着のしくみについて学習することができました。知的財産学部の「知財塾」では、大阪税関に出向き、税関職員の方から、税関の説明また最近の密輸の実態についての話を聴き、税関や知的財産に関して知識を深めることができました。その後、海外から密輸され没収された様々な私的財産侵害物品（ブランド品のコピー商品等）を見せてもらいました。いずれの生徒も普段の教室での授業とは違う学びに、目を輝かせ熱心にメモを取ったり、見入ったりしていたとのことでした。いよいよ３年生になって、進路を考える上での参考になり、併せて学習意欲向上にも繋がって欲しいと願います。

　　　　　　　　　　　　　　　知財塾

　　　　　　　　　化学アラカルトエコール